

よもぎは本州から九州にかけて日当たりのよいところに見られるキク科の多年草です。よもぎは丈夫な草で、秋には1メートル以上にも育ちます。春の若葉は綿毛をかぶり香りがよく、摘んで草餅に入れるので、もちぐさという名でも知られています。
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よもぎの葉を乾燥させたものを漢方名で「艾葉(がいよう」といいます。よもぎにはシネオールなどの精油をはじめビタミン、ミネラル、酵素などが含まれており、入浴剤として使用するとあせもやかゆみ止めに効果があるといわれ、さらに保温効果も優れており美肌や冷え性、婦人病にもよいとされています。また、昔からよもぎは止血の働きがあることでも知られており、煎じた液や、生の葉を擦り込んだりすると、止血作用があるとされています。古代中国でも不老長寿の術として「よもぎ湯」のことが記述されています。
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「艾葉」の「艾」はもぐさ、つまりお灸の時に使うもぐさのことをいいます。乾燥させた葉を臼でひくと葉が粉になり葉の裏にある綿毛だけが残り、互いに絡まって塊になってきます。これがお灸に使うもぐさなのです。いいもぐさはそれほど高温にならず、効果も高いといわれています。
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春先の若葉をさっと天ぷらにしていただくと香りも歯ごたえもよく、春の味を楽しめます。抹茶と塩を混ぜたものをつけて食べるとさらによもぎの葉のおいしさが味わえます。また草餅は蒸したよもぎの葉をつぶし、餅に加えていただきます。草餅は日本全国で作られています。
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